2012年05月28日
なぜか、百人一首。
この、百人一首の本。
小学生の頃からずっと、身近にあります。
とりわけ「百人一首」が好きという訳でもないし
この本に「愛着」がある訳でもないのですが
今まで、何度となく引っ越しを重ねてきたのにもかかわらず
この本だけ、手元にいつもずっと残してきたのです
その名のとおり
「百人一首」の全ての和歌の意味はもちろん
作者のひととなりとか、当時の立場や性格なんかも
小学生にもわかりやすく解説がしてあって
何度読んでも、結構おもしろい。
恋愛に関してのトラブル(二股とか、フラれちゃったとか)
さみしい気持ちの和歌が多くて
小学生の頃は、ドキドキして読んでいた覚えがあります。
で、また今日も。
なんときなしに、手にとって、これから読もうかと。
蝉丸(せみまる) という名前が当時は衝撃的で、当時一番最初に覚えた和歌
これやこの 行くも帰るも 別れては
知るも 知らぬも あふ坂の関
「逢坂(おうさか)の関」という関所を越えて、都から旅立つ人や帰ってくる人の様子を読んだ和歌で
旅に出る人も、帰ってくる人も。
互いに知っている人も、知らない人も。
別れてはまた会うという、これがその名のとおり逢坂(出逢う坂)なのだなぁ~
っという意味だそう。
平安時代へタイムスリップした気持で
その情景を思い浮かべながら、この本を見ると結構楽しいです。
小学生の頃は、すべての和歌を暗記してたんですけど
30年も経過すると忘れちゃうもんですね・・・

Posted by コキュー☆えみサン
at 23:42
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